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■第1コート 第8試合 朝日健太郎/白鳥勝浩 vs 長谷川徳海/井上真弥
レフト 朝日健太郎 ライト 白鳥勝浩 レフト 長谷川徳海 ライト 井上真弥 ◇第1set◇ [朝日/☆白鳥] [長谷川/井上] 1(井上) 1(朝日) 2(井上) 2(井上) 3(朝日) 3(井上) 4(朝日) 3-4 4(SM:井上) 5(井上) 6(朝日) 7(朝日) 8(朝日) 5(朝日) 6(SA:白鳥) 6-8 9(SM:白鳥) 7(朝日) 10(井上) 8(白鳥) 11(SM:白鳥) 9(朝日) 12(井上) 9-12(TTO) 10(白鳥) 13(井上) 14(朝日) 15(朝日) 11(朝日) 16(井上) 12(朝日) 12-16 13(長谷川) 17(長谷川) 14(朝日) 18(井上) 15(朝日) 16(井上) 19(長谷川) 16-19 17(朝日) 18(井上) 20(長谷川) 19(朝日) 21(長谷川) 【戦評】 このセットの1つ目のポイントは,朝日/白鳥組の序盤の4連続失点。 長谷川/井上の6点目は,朝日選手のクロス強打がアウト。 7点目は白鳥選手のダブルコンタクト。 8点目は朝日選手のサーブキャッチが乱れたことによる失点と, 普段では考えられない様な失点が続きました。 そしてもう1つのポイントは,長谷川/井上組の18点目に起きたこと。 ここで,白鳥選手がブロックに飛んでいます。 このあと広島大会まで続く2ブロック制は,恐らくここが始まりだと記憶しています。 第1setを先取した長谷川/井上組。 しかし,朝日/白鳥組の自滅という感じは否めず,中盤から終盤での 2連続失点の多さがこのチームの課題だと感じました。 ◇第2set◇ [朝日/白鳥] [長谷川/☆井上] 1(朝日) 2(井上) 3(井上) 1(井上) 4(SM:長谷川) 2(井上) 5(朝日) 5-2 6(井上) 7(SA:白鳥) 3(井上) 8(朝日) 4(井上) 5(朝日) 6(朝日) 6-8 9(朝日) 10(井上) 11(井上) 7(井上) 8(朝日) 12(朝日) 13(井上) 13-8(TTO) 14(井上) 15(井上) 9(井上) 10(朝日) 11(朝日) 16(朝日) 17(SA:白鳥) 17-11 18(井上) 12(SM:白鳥) 19(朝日) 13(井上) 20(SM:井上) 21(井上) 【戦評】 出だしから朝日選手のブロックが炸裂し3-0とリード。 この後の長谷川/井上組の1点目,2点目も井上選手はサイドアウトを切れていない。 その後も井上選手のサイドアウト率は悪く波に乗れない状況が続くが, 1,3,6,7点目と長谷川選手が序盤で4点のブロックポイントを叩き出して応戦。 何とか試合を作りあげる。 しかし,朝日/白鳥組が中盤で4連続得点し15-8とすると,そのまま点差は詰まらず セットカウント1-1のイーブンとした。 このセット,朝日/白鳥組の6点目に,白鳥選手がイエローカードを受けている。 何やら朝日選手と激しいやり取りをした為の遅延警告だったが,ここからの2人は 凄いものがあった。 朝日選手のブロックには高さが戻り,井上選手のショットが浮き始めると, 待ってましたとばかりに,白鳥選手がラインショットを拾い,いとも簡単に切り返す。 今度はクロス強打を打つも,これも白鳥選手が簡単にレシーブし得点を奪う。 そして井上選手に,得意技の高速カットショットを出させると, これを待ってましたとばかりに拾い上げる。 この後,後ろにまわって攻撃するも,これも白鳥選手に拾われる。 まさに白鳥劇場。 特筆すべきは,井上選手の攻撃を白鳥選手がレシーブした後。 全てショットで得点しただけでなく,なんと決定率100%!!。 この後の井上選手の焦燥感が,逆に白鳥/朝日両選手の凄さを物語る形となった。 ◇第3set◇ [朝日/☆白鳥] [長谷川/井上] 1(SA:白鳥) 1(SM:白鳥) 2(朝日) 2(朝日) 3(井上) 3-2 4(井上) 5(井上) 6(井上) 3(井上) 7(朝日) 7-3 8(井上) 9(井上) 4(井上) 10(朝日) 5(井上) 10-5 6(SA:長谷川) 11(朝日) 12(井上) 7(井上) 13(朝日) 13-7 8(井上) 14(朝日) 9(井上) 15(SM:井上) 【戦評】 全ては序盤の5連続失点。朝日/白鳥組の3点目は白鳥選手レシーブからの ラインショット。4点目はこちらもレシーブからのカットショット。 5点目は強打に出た井上選手を朝日選手がシャットアウト。 6点目はラリーになるも,長谷川選手のタッチネット。 井上選手の攻撃を2set目に続き,悉く拾った白鳥選手。 朝日選手のブロックも機能し,磐石の試合運びで長谷川/井上組を退けた。 やはり課題は井上選手のサイドアウト率。 今までにも,ここまでの手詰まり感は無かったものの, サイドアウトが切れない場面は良く目にしていた。 試合を通じて,朝日選手は5本のブロック。 長谷川選手はそれを上回る7本のブロック。 ブロックは機能しているが,それ以外のプレーの精度を高めないと 長谷川/井上組の初優勝への道のりは遠いだろう。
by mbvbeach
| 2010-10-01 16:19
| ビーチバレー
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